江上茂先生を語るうえで絶対に欠かすことのできない『遊天荘』

2017年11月15日(水)、江上空手道道友会が再建を目指すこの施設の、まずは現状を把握しておこうと、江上健夫妻をはじめとする3名で視察に行って参りました。
その時の現地の様子を、数回に分けてレポートします。

天気予報では晴れ時々曇りとありましたが、当日はすこぶる「快晴」。まるで私たちが訪れるのを心待ちにしてくれていたかのような好天に恵まれました。

遊天荘訪問記2017 その1

こちらは敷地の入り口付近。折からの台風で足元のぬかるみや茂みの深さなどが懸念されましたが、現地は先が見える視界が確保される程度で、足元も比較的しっかりしていました。

ただ、近隣の住宅の多くが台風による倒木被害に遭って修復工事の真っ最中、先にある遊天荘への心配が募ります。

沢には変わらず清水が注いでおり、自然の豊かさは昔のままでした。

かつて試しにワサビを植えてみたら見事に群生した水路には相変わらずワサビが生い茂り、今やこの地ではワサビ栽培が小さなブームになっているほど。

遊天荘訪問記2017 その1

足元に生い茂る草を掻き分けながら進むと、かつて駐車場として使っていた広場や、千代子奥様が畑にしていた場所などが現れ、その向こうには沢の清水を受け貯めるブロックが今もなお残っています。

この日の気温は10度前後。既に紅葉シーズンを終えた長野県東御市では、間もなく訪れる冬に向けて冬支度をする家々も多いほど。そんな寒さが肌を突くなか、草を掻き分けて先へ進むと、『道場』が見えてきました。

道場に近づくにつれ倒木や高い草木に道が覆われ、先に進むのも一苦労でしたが、ようやく道場脇まで辿り着くと、窓のガラスが1枚抜け落ちています。

戦後最大級の台風が猛威を振るう中で窓一枚抜け落ちていたのかと思うと、中の様子がとても心配です。
しかし丁度良い、ガラスの抜けた空間から中を覗いてみると、そこには私達の訪れを一人待っていてくれた江上茂先生が、満面の笑みでこちらを見つめておりました。

 

(つづく)

 

ギャラリー

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