沖縄の『唐手術』を本土へ持ち込み『空手道』として普及させた松濤館流の開祖、船越義珍(ふなこしぎちん)先生の直弟子で、戦災で焼失した「松濤館」を芝浦に再建し、初代館長を務めた、江上茂(えがみしげる)。

 船越義珍先生の『空手道』に井上鑑昭(いのうえのりあき)先生を祖とする『親英体道(親和体道)』の動きを取り入れた江上の空手は、没後35 年以上が経つ現在に於いても、世界各国の武道家や有志団体によって敬愛・伝承されており、江上茂の精神は生き続けている。

 しかしその江上茂を慕う世界各国の人々が一堂に会す場所や機会、そして江上茂を伝える中心的存在がこれまで存在してこなかった。

 そこで2017 年7 月、江上茂の長男尚志と孫である健が中心となって、「江上空手道道友会」を発足させた。

 江上茂が遺した様々な功績や資産の保全・伝承を行うと共に、江上茂の空手を愛する大勢の人々に伝える中心的存在として、「江上空手道友会」は活動を続けています。

江上茂
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